我が国といたしましても、GX推進を日本企業の競争力強化につなげていくための国際的なルール形成には積極的、能動的に取り組んでいく必要がある、こう認識してございます。
例えばですけれども、経済産業省では、先ほども少し申し上げましたけれども、企業の社会全体への排出削減への貢献を見える化するための指標であります削減貢献量、これにつきまして、日本発のグローバルスタンダード化に取り組んできてございます。
また、これに続くものとしまして、CFPのような絶対評価だけでなく、削減実績量といった、相対的な削減分を切り出して可視化することで市場で評価が得られるようにする指標につきましても、国際的な普及を進めてきているところでございます。例えば、鉄鋼を始めとするハード・トゥー・アベート産業がこうした指標を活用することによりまして、グリーンスチールなどの製品、サービスが市場において高く評価され、消費者を含む需要家から適正な対価を得られることで、いち早く実装ができるようになることが期待されます。
こうした日本発のルールですけれども、これは、我が国と産業構造とか電源構成の似通ったアジアなどに展開をし、確固たるものにしていくことも重要だということであります。我が国が提唱しましたAZECでは、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の見える化など、脱炭素化の活動を促進するルール形成を進めることで合意しておりまして、こうした枠組みも使いながら、我が国の優れた技術それから企業の取組が正当に評価されて、市場を獲得していけるようなルール形成、そうしたものを着実に進めていきたい、こう思ってございます。
145
岡野純子(国民)
可能ということで御答弁いただきました。ありがとうございます。
では、本法案のカーボンプライシングの炭素価格水準、これがどうなるか不透明ではありますけれども、カーボンリーケージ対策として、国内において炭素国境調整措置を導入するという方向性も考えられるのかなと思いますが、そちらの検討状況はいかがでしょうか。
この発言のページ
146龍龍崎孝嗣内閣官房GX実行推進室次長
EUでは、カーボンプライシングの実施に伴う域内産業の域外移転、いわゆるカーボンリーケージや、脱炭素の取組が十分でない国からの安価な輸入品の浸透への対応としましてCBAMの投入が決定された、こう承知をしてございます。
一般論になってしまいますけれども、CBAMはカーボンリーケージリスクへの対応手段の一つでありますけれども、執行コストの問題、貿易障壁となり得ること、それから、海外から原材料を輸入して国内で生産した製品をまた輸出するときの輸出競争力の維持には必ずしもつながらないんじゃないか、こういった課題があり、またその一方で、こうした措置を講じないと国内で…
この発言のページ
147
岡野純子(国民)
御答弁で納得をいたしました。確かにそうだなと思いました。
では、次のルールメイキングの話でありますけれども、せっかくの取組でありますから、ピンチをチャンスにではないですけれども、これをもって何か反転攻勢に使えないかな、経済成長の契機とできないかなというふうに、これをもって外貨を稼いでいくというのが最大の勝ち筋なのかなというふうに考えるわけなんですが、今のこのお話というのは、やはり、脱炭素マーケットがEU主体となっているわけですけれども、ここから脱して、どれだけ国際的なルールメイキングに日本が携わっていけるかというところが肝要かなというふうに考えるわけで…
この発言のページ
- (上の発言)
148龍龍崎孝嗣内閣官房GX実行推進室次長
我が国といたしましても、GX推進を日本企業の競争力強化につなげていくための国際的なルール形成には積極的、能動的に取り組んでいく必要がある、こう認識してございます。
例えばですけれども、経済産業省では、先ほども少し申し上げましたけれども、企業の社会全体への排出削減への貢献を見える化するための指標であります削減貢献量、これにつきまして、日本発のグローバルスタンダード化に取り組んできてございます。
また、これに続くものとしまして、CFPのような絶対評価だけでなく、削減実績量といった、相対的な削減分を切り出して可視化することで市場で評価が得られるようにする指標につきましても、国際的な普及を進めてきているところでございます。例えば、鉄鋼を始めとするハード・トゥー・アベート産業がこうした指標を活用することによりまして、グリーンスチールなどの製品、サービスが市場において高く評価され、消費者を含む需要家から適正な対価を得られることで、いち早く実装ができるようになることが期待されます。
こうした日本発のルールですけれども、これは、我が国と産業構造とか電源構成の似通ったアジアなどに展開をし、確固たるものにしていくことも重要だということであります。我が国が提唱しましたAZECでは、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の見える化など、脱炭素化の活動を促進するルール形成を進めることで合意しておりまして、こうした枠組みも使いながら、我が国の優れた技術それから企業の取組が正当に評価されて、市場を獲得していけるようなルール形成、そうしたものを着実に進めていきたい、こう思ってございます。
149
岡野純子(国民)
力強い御答弁をありがとうございました。
AZECの中でというところでありましたが、AZECの参加国の中でも、例えば中国、インド、ベトナム、再エネに向けて非常に活発なところもありますので、その中でどれだけリーダーシップを取っていけるのかというところに期待をしたいと思います。
時間が近いので最後の質問ですが、では、社会全体でコストを負担するために国民にどのように理解醸成を図っていくかという、これまでも何度も出ている議論であります。
先ほども田嶋先生から国民運動にしていくべきだというような話がありまして、そのとおりだなというふうに感じています。やはり、高…
この発言のページ
150
宮崎政久(自民)
岡野君、時間が経過していますから、まとめてください。
この発言のページ
151
岡野純子(国民)
していますね。済みません。失礼いたしました。語り過ぎてしまいました。
それで、これをどのように進めていくのかということで、今まで様々御答弁の中にもありました、デコ活を始めとする取組もありましたけれども、もっといろいろと、変化球も含めて様々な取組が必要じゃないかと思いますが、その点への取組や認識をお伺いします。
この発言のページ