田尻貴裕内閣官房GX実行推進室次長

2025年5月9日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 135 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 252 発言)

お答え申し上げます。

排出量取引制度においては、排出枠の取引を円滑に実行させることで炭素価格を形成、公示させるために、活発かつ適正に取引を行うために取引市場を整備することが重要だと考えてございます。

このため、対象事業者以外にも排出枠の取引を仲介し、流動性を高める事業者も一定程度市場参画を認めることで、市場の取引を活性化させるということの効果につながるというふうに考えているところでございます。

これによりまして、他国の制度において市場参加者を制度対象者に限定したことで発生したような、取引頻度が低迷したりであるとか、特定の期間に取引が集中したりとか、そういうことによる価格の高騰という事態が避けることができるというふうに考えているところでございます。

その上で、取引の活性化とともに、投機的な取引を防ぎ、取引秩序の維持の両立を図るという観点から、具体的な市場参加者の要件といたしましては、制度対象者からの依頼を受けて取引をするものであったりとか、排出枠に類するクレジットなどの商品の市場取引について一定の経験を有するものということを考えてございまして、具体的には金融機関や商社といった事業者を想定しているところでございます。

今後、投機目的の取引などが起こらぬよう配慮をしながら、業務方法書によって具体的な市場参加者の要件や取引秩序維持の観点から参加者に求められる規律をしっかり定めていきたいというふうに考えているところでございます。

前後のやりとり

131の発言を見る

139の発言を見る