田中邦裕さくらインターネット株式会社代表取締役社長

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 94 発言)

御質問ありがとうございます。

おっしゃるとおり、エヌビディア製のGPUに関しては、世界中で取り合いになっているという状況にあります。

ただ、経産省の皆様であるだとか個社の努力もあって、エヌビディア社は、日本への供給に関してはかなり優先的にしている。アメリカ政府自体が、ティア1、ティア2、ティア3というのを決めて、中国に代表されるようなティア3国にはそもそも最新半導体を輸出しない、人権懸念国等のティア2の国にも制限をする、数少ないティア1が日本であるということがあって、やはりグローバル化が後退してデカップリングが進んでいる状況でもありますけれども、最近デリスキングなんと言われているように、経済的にはいかにつながっていくかというのを選択的に選ぶ時代になっているというふうに思っています。

日本の外交というのは、グローバル化には弱かったんですけれども、全ての国と仲よくするという点では極めて優秀なものじゃないかと大変僭越ながら思っていまして、そのような中で、日本がアメリカにとってもうけの相手で、この国と相手しているともうかるというふうに思っていただく中で、GPUを大量に輸出してやろうというふうにアメリカ政府自身も認識をいただいていて、今、政府が非常に強い状況にある中で、エヌビディア社も、日本であれば大量に輸出しようというふうに判断してもらっているというふうな、いわゆる地政学的な意味合いから、日本がGPUを輸入しやすい。

なので、この延長線上で、このままこれからまだ続くであろう三年から五年の逼迫した状況を乗り越えていくというのが国益にかなうのではないかなというふうに思っております。

ありがとうございます。

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