御質問いただき、ありがとうございます。
検査官は自分で会計検査を行うわけではございませんが、検査官会議で議決された事項が会計検査院の決定として公表されることになっております。
外部から来た検査官としては、会計検査の実務については、職員からの説明をよく聞き、その上で助言することを心がけております。
この場合に、製造業とかサービス業で重要なのは、源流管理と呼ばれるものがありまして、例えば製品であれば商品開発、企画の段階に、実際にはコストと品質の大部分が決まります。製造現場で実際に発生するわけです、コストは。でも、その発生するコストを決めるのは源流段階でありますから、検査計画も、会計検査についても、プロジェクトと考えますと、やはり源流の段階から携わっていくことが重要である。
検査については職員の方はプロです。私よりも会計検査経験は長いです。でも、私はフィールドワークをずっと、二十年以上、三十年近くやってきましたので、幅広に考えることができますので、そこで自分の知っていること、調べてほしいことなどについて、源流の段階から申し上げて、適時適切に、フィールドワークだと外に行くんですけれども、検査院の場合には検査官室に来るというやり方のようで、適時適切に呼んで進捗管理を行っています。
その場合も、私はずっと教育者でもありました。これも二十数年以上ゼミを持っておりましたけれども、その中で重視してきたのは、若者は自信がないだけで本当は能力が高いんだということで、ゼミにおける組織化というのを行ってまいりました。責任、権限を明確にした上で任せる。だけれども、任せっ放しにすると負担になり過ぎるから、そこで適時適切に助言をして、助言をするんですけれども決めるのはあなたですよということで進めてまいりました。
会計検査院におきましても、職員は非常に検査能力が高く、秘めた思いというのが強い組織であると思っておりますので、そこを引き立てる形で進めていければというふうに思っております。
その一方で、検査報告に関しましては、伝統が長い組織ゆえに、言葉が古過ぎて辞書を引かないと分からないとか、あるいは論理的に一貫性があるのかとか、あるいは、図表をせっかく入れているのにその図表が浮いちゃっているよねとか、もうちょっとそこを解釈できるんじゃないかとかというところがありますので、そこについても意見を述べさせていただいているところです。
常勤の官職であります検査官として、検査官会議やその会議のための事前説明等で、事務総局の職員とは若手も含めて積極的にコミュニケーションを取っております。
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浜田靖一(自民)
よろしいですか。他にございますか。ございません。
これにて田中参考人の所信に対する質疑は終了いたしました。
田中参考人、ありがとうございました。御退席いただいて結構でございます。
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浜田靖一(自民)
これより挽参考人の所信に対する質疑を行います。
質疑は、まず、各会派を代表する委員が順次三分以内で質疑を行い、その後、各委員が自由に質疑を行うことといたします。
井出庸生君。
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井出庸生(自民)
井出でございます。本日はよろしくお願いをいたします。
挽さんは再任ということで、一年五か月近い経験に基づいてお話を聞かせていただきたいと思います。
今日お聞きしたいことは、検査官と会計検査院の現場の事務職員との関係性、指揮監督をするとありますが、当然、日々のコミュニケーションが様々あろうかと思います。
挽さんのように、外部から検査官をされて、研究職という専門性もあって、そうした外部から検査官に入られることがプラスに働くこと、挽さんの助言が役に立つ、そういうケースも多々あったかと思いますが、そうした、何か実例等も含めて、外部の人間が参画することについ…
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- (上の発言)
73挽挽文子検査官候補者(検査官)
御質問いただき、ありがとうございます。
検査官は自分で会計検査を行うわけではございませんが、検査官会議で議決された事項が会計検査院の決定として公表されることになっております。
外部から来た検査官としては、会計検査の実務については、職員からの説明をよく聞き、その上で助言することを心がけております。
この場合に、製造業とかサービス業で重要なのは、源流管理と呼ばれるものがありまして、例えば製品であれば商品開発、企画の段階に、実際にはコストと品質の大部分が決まります。製造現場で実際に発生するわけです、コストは。でも、その発生するコストを決めるのは源流段階でありますから、検査計画も、会計検査についても、プロジェクトと考えますと、やはり源流の段階から携わっていくことが重要である。
検査については職員の方はプロです。私よりも会計検査経験は長いです。でも、私はフィールドワークをずっと、二十年以上、三十年近くやってきましたので、幅広に考えることができますので、そこで自分の知っていること、調べてほしいことなどについて、源流の段階から申し上げて、適時適切に、フィールドワークだと外に行くんですけれども、検査院の場合には検査官室に来るというやり方のようで、適時適切に呼んで進捗管理を行っています。
その場合も、私はずっと教育者でもありました。これも二十数年以上ゼミを持っておりましたけれども、その中で重視してきたのは、若者は自信がないだけで本当は能力が高いんだということで、ゼミにおける組織化というのを行ってまいりました。責任、権限を明確にした上で任せる。だけれども、任せっ放しにすると負担になり過ぎるから、そこで適時適切に助言をして、助言をするんですけれども決めるのはあなたですよということで進めてまいりました。
会計検査院におきましても、職員は非常に検査能力が高く、秘めた思いというのが強い組織であると思っておりますので、そこを引き立てる形で進めていければというふうに思っております。
その一方で、検査報告に関しましては、伝統が長い組織ゆえに、言葉が古過ぎて辞書を引かないと分からないとか、あるいは論理的に一貫性があるのかとか、あるいは、図表をせっかく入れているのにその図表が浮いちゃっているよねとか、もうちょっとそこを解釈できるんじゃないかとかというところがありますので、そこについても意見を述べさせていただいているところです。
常勤の官職であります検査官として、検査官会議やその会議のための事前説明等で、事務総局の職員とは若手も含めて積極的にコミュニケーションを取っております。
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井出庸生(自民)
専門性を発揮してこられたということはよく分かりました。
今度は、一方、逆に、検査は事務職員がやる、報告書の原案も作ってくる、皆さんとのコミュニケーションがある、その中で、挽さんの御意思と事務職員の御意思が相入れない、対立するときもあると思うんですね。そのときに、場合によっては事務職員の意思を尊重するようなケースも、尊重というか納得というか、事務職員の意思を尊重するようなケースもあろうかと思うんですけれども、そんなようなことというのは、これまであったり、どのようなお考えでやってきたか。
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75挽挽文子検査官候補者(検査官)
一つ、私が入って、令和四年度の決算検査報告を取りまとめている段階で、その場合は源流管理ができません。九月に入って、もう一回限りに近い状況で入りました。一件だけ、二回ほど検査官室に来ていただいて、戦って、私は否定的な意見を申し上げました。検査官会議は合議であります。合議は多数決ではありませんけれども、三人ともそれについては駄目だということで、合議の結果駄目になったということでございます。
それ以外については、対話を何回もして、お互いに納得する形で持っていくように、先ほども申し上げましたが、職員は検査については、教授をやっていた身から見ても相当幅広に、深く…
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井出庸生(自民)
済みません、ちょっと確認なんですが、駄目というのは、三人で合議をした結果、事務職員の持ってきた意思と違う結論を出した、そういう理解でいいですか。
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