お答えを申し上げます。
まず、先ほどの質問の中で、中国が事前に把握していたという事実でございますけれども、これを中国がどのように把握したかにつきましては現時点で確認できておりませんが、一つだけ申し上げますけれども、日本政府として、中国にこのことを事前に伝えたというようなことは全くございませんので、その点については誤解のなきようにお願いをいたします。
その上で、御質問について申し上げさせていただきます。
まず、国際法上、主権とは、一般に、国家が自国の領域において有する他の権力に従属することのない最高の統治権のことでございます。一国がその統治権を行使をするという範囲で一番重要なことは、領土、領海、領空に対する外部からの侵害を排除することでございますが、それに併せ、同時に、当該領域内における自国民の安全を守る、これも統治権行為の一環として非常に重要なことである、この点についてはまず御理解いただきたいというふうに思います。
それにつきまして、今回の件を申し上げます。
尖閣につきましては、私ども国家が有効に支配をしております。しかし、これに対し、中国側による、かねてからの力による一方的な現状変更の試み、チャレンジを受けておりまして、まさに中国海警船が常に接続水域周辺で活動しているという大変遺憾な状況が続いている、こういうことでございます。
こういった試みは、当然、受け入れられるものではございません。これについて、海上保安庁を始めとする関係省庁で連携し、三百六十五日、昼夜を問わず、我が国の有効な支配を守っているというところでございます。
今回の八十代民間人男性による自家用機遊覧飛行の計画、これを私ども把握をしたわけでございますけれども、残念ながら海警船が常にいるという状況、この中において、主権の行使として、領土、領海、領空を守ることと同時に、日本国民の安全を守るということも我々の責務でございます。これを同時に果たすということを考えた際に、まさに日本国の主権の行使として、政府の責務としてまずやったのは、やはり安全の観点から、危ないので行かない方がよいのではないかという説得をするということでございます。こういった説得をするということによって日本の主権がへこむ、こういうことは全くございません。
147
和田有一朗(維新)
私が聞いたのは、事前に日本のその情報が中国に流れたというふうな報道があるわけですよ。それをもって中国が日本の外務省に言ってきている。この事実はどうなんですか。もう一回お聞きします。
この発言のページ
148大大河内昭博外務省大臣官房審議官
中国から日本への事前の要請という御質問でございますので、ちょっと繰り返しになって申し訳ございませんけれども、外交上のやり取りでございますので、詳細の方は差し控えさせていただきたい、このように考えてございます。
この発言のページ
149
和田有一朗(維新)
いや、外交上のやり取りと言っているのが意味不明ですよね。前後の話なのに。
ちょっと時間がなくなってきているので、もう一声、次に行きますけれども。
その次の報道では、別のところで、自衛隊のある関係者が言っているというわけですよ。これでは、まるで日本がもう主権を持っていないようなことを言っているようなものじゃないか、実質的に日本の主権が及んでいない状況を知らしめることになっているんじゃないかと言った人がいるというんです。私は、そのとおりだと思うんですよ。
領土問題はないと言われましたけれども、中国に不測の事態が起こるからと言われるような、それで飛ぶのを…
この発言のページ
- (上の発言)
150室室田幸靖内閣官房内閣審議官
お答えを申し上げます。
まず、先ほどの質問の中で、中国が事前に把握していたという事実でございますけれども、これを中国がどのように把握したかにつきましては現時点で確認できておりませんが、一つだけ申し上げますけれども、日本政府として、中国にこのことを事前に伝えたというようなことは全くございませんので、その点については誤解のなきようにお願いをいたします。
その上で、御質問について申し上げさせていただきます。
まず、国際法上、主権とは、一般に、国家が自国の領域において有する他の権力に従属することのない最高の統治権のことでございます。一国がその統治権を行使をするという範囲で一番重要なことは、領土、領海、領空に対する外部からの侵害を排除することでございますが、それに併せ、同時に、当該領域内における自国民の安全を守る、これも統治権行為の一環として非常に重要なことである、この点についてはまず御理解いただきたいというふうに思います。
それにつきまして、今回の件を申し上げます。
尖閣につきましては、私ども国家が有効に支配をしております。しかし、これに対し、中国側による、かねてからの力による一方的な現状変更の試み、チャレンジを受けておりまして、まさに中国海警船が常に接続水域周辺で活動しているという大変遺憾な状況が続いている、こういうことでございます。
こういった試みは、当然、受け入れられるものではございません。これについて、海上保安庁を始めとする関係省庁で連携し、三百六十五日、昼夜を問わず、我が国の有効な支配を守っているというところでございます。
今回の八十代民間人男性による自家用機遊覧飛行の計画、これを私ども把握をしたわけでございますけれども、残念ながら海警船が常にいるという状況、この中において、主権の行使として、領土、領海、領空を守ることと同時に、日本国民の安全を守るということも我々の責務でございます。これを同時に果たすということを考えた際に、まさに日本国の主権の行使として、政府の責務としてまずやったのは、やはり安全の観点から、危ないので行かない方がよいのではないかという説得をするということでございます。こういった説得をするということによって日本の主権がへこむ、こういうことは全くございません。
151
和田有一朗(維新)
私はそうは思わない。普通の人はそうは思わないと思います。それは詭弁だと私は感じる。
それで、もう一声言います。もう時間がないですけれども。
ヘリコプターが海警局から飛んで、日本がスクランブル発進をした。ところが、スクランブル発進して、着いたときにはもう帰っていたというんですよ。どうしますか。防衛省、どう考えますか、これに関して。
この発言のページ
152上上田幸司防衛省防衛政策局次長
お答え申し上げます。
いわゆる領空侵犯対処措置でございますので、相手の動向を確認し、必要なスクランブル処置をしたところでございますが、スクランブル処置をしたところ、先生が御指摘のとおり、退去してありましたので、そのまま措置を終了したということでございます。
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153
和田有一朗(維新)
もう既に中谷大臣が言われているように、中国が航空母艦を近所まで持ってきていますよ。以前、接続水域の外に来ていた、接続水域に海警が来た。そして、領海に入り始めた。ついに遼寧まで、近所まで来ている。どうしますかね。接続水域に中国の航空母艦が入ってきて、領海に入ってきたら、「いずも」を出すんですか。「いずも」を横にひっつけるんですか、航空母艦同士。そんなことになったら、ますます不測の事態が起こり得ますよ、防衛の、安全保障の話でいったら。そういうことも考えたら、もっと断固たる姿勢を示さなきゃいけないんじゃないですかね。
というところで、もう時間がないので、最後…
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