中曽根委員にお答え申し上げます。
岩屋外務大臣の外遊でございますけれども、四月二十五日から五月四日までの期間、岩屋外務大臣はバチカン、ニューヨーク、セネガル、サウジアラビア、フランスを訪問いたしました。
最初に訪問したバチカンでは、大臣はローマ教皇フランシスコ台下の葬儀に参列いたしました。教皇の葬儀に日本から現職の閣僚、現職の外相が参列するのは初めてでございまして、日本のプレゼンスを示すことができました。また、この機会を活用し、大臣はバチカンの国務長官やシビハ・ウクライナ外相などと懇談をしたところでございます。
続いて、大臣はニューヨークを訪問し、二〇二六年核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議第三回準備委員会に出席をいたしました。一般討論演説を行い、来年のNPT運用検討会議に向けて、対話と協調の精神を最大限発揮し、一致団結して取り組むべきであると呼びかけたところでございます。また、グテーレス国連事務総長と意見交換を行い、国連と多国間主義に対する日本の強いコミットメントを示したところでございます。
セネガルでは、大臣はファル外相との会談に加えまして、ファイ大統領及びソンコ首相に表敬を行うとともに、セネガル日本職業訓練センターを視察し、これらを通じ、人材育成を中心とした協力の推進、投資拡大などの経済関係強化を確認したところでございまして、本年八月の第九回アフリカ開発会議、TICAD9の成功に向け、セネガルと連携していくことを確認したところでございます。
サウジアラビアでは、大臣とファイサル外相との間で、同国が積極的な役割を果たしている中東情勢及びウクライナ情勢等で両国の緊密な連携を確認したところでございます。また、ブダイウィ湾岸協力理事会、GCC事務総長との間で、日・GCC・EPAの早期妥結や、地域、国際情勢の安定化に向けた連携を含め日・GCC協力を強化し、そのために、第二回日・GCC外相会合の早期開催に向けて調整していくことで一致をしたところでございます。
最後に訪問したフランスでは、大臣はバロ外相と会談し、バイルー首相に表敬したところでございます。フランスは来年のG7議長国であり、会談では、二国間関係の強化に加え、フランスが積極的に関与を進めるウクライナ情勢など、地域情勢について率直に議論したところでございます。また、アズレー・ユネスコ事務局長との会談では、大臣からは、教育、科学、文化などあらゆる分野における日本の貢献を強調し、先方からこれに対する感謝が示されたところでございます。
国際社会が分断を深める中、率直な対話と国際協調を通じて多国間主義を実現し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持強化することがかつてなく重要となっております。こうした観点から、今回の岩屋外務大臣の出張では、各機関、各国との連携を深めることができたと考えております。
今後とも、対話と協調により、各国との連携をしっかり深めていく外交を展開してまいりたいと思います。
102
小熊慎司(立憲)
僕は、アメリカはファミリーと言ったのに、友人に格下げになっちゃったけれども。
韓国大使館の人としゃべって、中国とアメリカをあんたらはどういうふうに見ているのといった話を、ちょっと最後にしたいと思います。
中国は日本と同じように大事な隣国です、友人ですと言いました。じゃ、アメリカは、あんたらは同盟を結んでいるんでしょう、何と言ったら、それはブラザーだと言いました。どっちが兄貴でどっちが弟というと面倒くさくなるので。日本はアメリカとも同盟関係ですから、やはりファミリーです。中国は大事な友人の一つということで。ファミリーですから、より盲目にならずに指摘をし…
この発言のページ
103
堀内詔子(自民)
次に、中曽根康隆君。
この発言のページ
104
中曽根康隆(自民)
おはようございます。自由民主党の中曽根康隆でございます。
質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。また、藤井副大臣におかれましては、わざわざお運びいただきまして、感謝を申し上げます。
早速質問に入りたいんですけれども、いわゆるゴールデンウィーク、大型連休中の岩屋外務大臣の外遊について、ちょっとお伺いをしたいというふうに思います。
本人が本当はいらっしゃったらよかったんですけれども、いらっしゃらないので、本当はその本人の体感も含めた感想も聞きたかったんですけれども、しようがないので。
期間、そして、どの国を訪問して、各国においてどういった…
この発言のページ
- (上の発言)
105
藤井比早之(自民)外務副大臣
中曽根委員にお答え申し上げます。
岩屋外務大臣の外遊でございますけれども、四月二十五日から五月四日までの期間、岩屋外務大臣はバチカン、ニューヨーク、セネガル、サウジアラビア、フランスを訪問いたしました。
最初に訪問したバチカンでは、大臣はローマ教皇フランシスコ台下の葬儀に参列いたしました。教皇の葬儀に日本から現職の閣僚、現職の外相が参列するのは初めてでございまして、日本のプレゼンスを示すことができました。また、この機会を活用し、大臣はバチカンの国務長官やシビハ・ウクライナ外相などと懇談をしたところでございます。
続いて、大臣はニューヨークを訪問し、二〇二六年核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議第三回準備委員会に出席をいたしました。一般討論演説を行い、来年のNPT運用検討会議に向けて、対話と協調の精神を最大限発揮し、一致団結して取り組むべきであると呼びかけたところでございます。また、グテーレス国連事務総長と意見交換を行い、国連と多国間主義に対する日本の強いコミットメントを示したところでございます。
セネガルでは、大臣はファル外相との会談に加えまして、ファイ大統領及びソンコ首相に表敬を行うとともに、セネガル日本職業訓練センターを視察し、これらを通じ、人材育成を中心とした協力の推進、投資拡大などの経済関係強化を確認したところでございまして、本年八月の第九回アフリカ開発会議、TICAD9の成功に向け、セネガルと連携していくことを確認したところでございます。
サウジアラビアでは、大臣とファイサル外相との間で、同国が積極的な役割を果たしている中東情勢及びウクライナ情勢等で両国の緊密な連携を確認したところでございます。また、ブダイウィ湾岸協力理事会、GCC事務総長との間で、日・GCC・EPAの早期妥結や、地域、国際情勢の安定化に向けた連携を含め日・GCC協力を強化し、そのために、第二回日・GCC外相会合の早期開催に向けて調整していくことで一致をしたところでございます。
最後に訪問したフランスでは、大臣はバロ外相と会談し、バイルー首相に表敬したところでございます。フランスは来年のG7議長国であり、会談では、二国間関係の強化に加え、フランスが積極的に関与を進めるウクライナ情勢など、地域情勢について率直に議論したところでございます。また、アズレー・ユネスコ事務局長との会談では、大臣からは、教育、科学、文化などあらゆる分野における日本の貢献を強調し、先方からこれに対する感謝が示されたところでございます。
国際社会が分断を深める中、率直な対話と国際協調を通じて多国間主義を実現し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持強化することがかつてなく重要となっております。こうした観点から、今回の岩屋外務大臣の出張では、各機関、各国との連携を深めることができたと考えております。
今後とも、対話と協調により、各国との連携をしっかり深めていく外交を展開してまいりたいと思います。
106
中曽根康隆(自民)
ありがとうございます。
今副大臣から御説明をいただいたとおりで、各国においてとにかく重要なお仕事をされているわけです。外務大臣にしかできない仕事をされているというふうに思います。まさに国益に資する仕事をしに行ったということです。
しかし、この外遊に先立った先月の参議院の議運の理事会において、了承されなかったわけですよね。なぜかというと、野党の議員の方が反対をしたと。その理由は、物価高対策に注力しなくてはいけないときに、外遊は本当に必要なのかという話でありました。私は、この報道を見たときに、本当に、ちょっと目を疑いました。
世界の秩序がこれだけ今不安…
この発言のページ
107
藤井比早之(自民)外務副大臣
戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中で、資源等の多くを海外からの輸入に依存する我が国にとりまして、シーレーンにおける航行の自由の確保は重要な課題でございます。
日本は、自由で開かれたインド太平洋というビジョンの下、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持強化し、地域の平和と安定を確保すべく、同盟国、同志国と海洋安全保障分野での連携を積み重ねてまいりました。
例えば、東南アジア各国において、ODAを通じた海上法執行機関、OSAを通じた海軍への支援を継続しております。また、海上保安官をインド太平洋沿岸国の海上保安機関に派遣し、地域の海上保安能…
この発言のページ
108
中曽根康隆(自民)
ありがとうございます。
この自由で開かれたインド太平洋というのが、言葉だけでなく、実際にしっかりとこの海を守り活用する、日本が率先して引き続き世界に対して海の重要性を示していくということを、是非ともお願いをしたいというふうに思います。
次の質問に移りますけれども、今回、日比間でRAAの締結が進められていますけれども、これにより、自衛隊がフィリピン国内での訓練や後方支援活動を行うことがまた可能となって、事実上、東シナ海とか又は南シナ海といった地域での自衛隊のプレゼンスが高まることにもつながる可能性があるというふうに思っております。
私、これはもちろん…
この発言のページ