田中明彦独立行政法人国際協力機構理事長

2025年3月26日・第217回国会 衆議院 外務委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

今、本当に、小熊先生がおっしゃったように、協力隊というのは誠に日本にとっての貴重な人材でございまして、この協力隊が日本の社会に戻ってきたときにどうやって活躍できるかという、この活躍を国民の皆さんに見ていただくということによって、この事業の有益さというものを理解していただくということが大事だと思っております。協力隊の三つの目的の一つはボランティア経験の社会還元ということですし、二〇二三年六月に閣議決定された開発協力大綱にもそのことは触れられております。

ただ、これをどうやって見える化していくかということは非常にチャレンジングなんですけれども、ここ二年ほど、JICAでは協力隊のOB、OGの方の社会還元表彰というのをやっておりまして、本当はほとんどの方をみんな社会還元表彰をしたいんですけれども、その中の特に有意義、目立つ活動、それから、特に日本の地方に役立つような活動をしている協力隊の経験者をJICAとして表彰して、この事例を本にしたり、あるいはいろいろなところで展開する。

それからまた、協力隊の経験者の中には現職教員の方も大勢いらっしゃいますし、それから、帰ってきて学校で自分の経験を伝えたいという人もいらっしゃいますので、こういう人たちに是非協力していただきたいというふうに思っております。

それから、ここ二、三年積極的に進めておるのは、グローカルプログラムと私どもが言っておるものなんですが、これは、協力隊に派遣する前に、日本の地方の活性化に協力したいと思っている皆さんに、日本の地方自治体に二、三か月OJTで行ってもらって、日本の課題をまず認識してもらって、それから海外に行ってもらうという取組をやっております。

こういうことを含めて、協力隊の活動が日本社会の隅々まで役に立っているということを御理解していただけるように努めてまいりたいと思っております。

前後のやりとり

27の発言を見る

35の発言を見る