古波藏契東京科学大学未来社会創成研究院准教授

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 76 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 92 発言)

同じ話の繰り返しになるかなと思いますが、これは、先ほど申し上げたとおり、成長だけを追求してきて、かなり積み上げた割には社会の中が余り豊かになっていない。

先ほどいろいろ言っていた中にもう一つつけ加えれば、県内格差もこれは全国トップレベルですよね。これは恐らく成長戦略のみで埋められるものでは当然ないわけで、平均値が上がったとて上と下にばらけてしまえば意味がないので、これはこれで別で手当てをする必要があるということですね。なので、成長戦略は成長戦略であるけれども、沖縄振興というのであれば、その視点は今後も必要だろうというのがまず一点。

恐らくこの話だろうと思いますが、やはり、沖縄の振興というのは、それは米軍統治期以来ずっと、経済的に何が必要でという積み上げというよりかは、ある程度政治的な裁量に左右される形でついてきたところが当然ありますので、そのぶれはなるべくない方がいいですし、沖縄側も沖縄側で、こういうビジョンを持っているのでこれはつけてくださいというのは、自分たちで、先ほど申し上げたような別の指標を持って臨んだ方がいいと思っています。

結構、数年前だと思いますけれども、沖縄の経済同友会の方で割と幸福度調査の必要性というのも提言されていましたし、あるいは、可処分時間であるとか可処分所得であるとか、今までは多分使っていないけれども、これで見たときに目標値というのはもしかして変わってくるんじゃないかという指標はいろいろあると思うので、多分、そこら辺、目指すビジョンの樹立というのがまずやはり先にあって、その上でぶれのない沖縄振興予算のつけ方というのがあるといいのかなと、一般論的ですけれども、思います。

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