沖縄本島の避難というのは、かなりこれは誰がどう考えても難しいだろうなというふうに思います。
先島は六日間というんですが、ただ、有事になった場合は、六日間待っていてね、あと百名ぐらい残っているのであと二日ぐらいはちょっと攻撃するのはやめてくれよというのが言えるのかどうなのか、私は実態としていざ有事になった場合はそうなるんじゃないかなという懸念があるのが一点です。
そして、何も先島を先にやる必要はない。十年ぐらい前から中国は嘉手納を狙っているわけですね、嘉手納、普天間。当然、当たり前の話です、常識的に考えて。米軍も、嘉手納常駐機を避難させる、さらには、米軍関係者、家族の皆さんを本国に撤退させるというような動きもあるわけですから、やはりこれは十分に考えないと、先島だけ六日間という話にはなかなか、当然、それが全て避難をして、はい、それから有事になるという話だったらいいんでしょうけれども、なかなか実態はそうはならぬだろうというふうに思っています。
ですから、よっぽどこれは慎重に事を運ばないと、では沖縄本島は何なんだというような議論になりかねない。
この先島の十二万人の皆さんが本当に六日間でやれるのかどうなのかというのも疑問だなというのが一点でありますし、また、人間だけじゃなくて、恐らくそこには家畜もたくさんあるだろうと思うんですね。特に、放牧をしている牛などもあるわけですから、そういう財産的なものはどうなのかなというのが懸念です。ここではもうそれ以上やって質問は求めませんけれども。そういう意味では、そういう認識を共有していただきたいなというふうに思っております。
そういう中で、先島の六日間で十二万人が移動という話なんですが、これは個人的には素朴な疑問なんですけれども、台風が非常に多い沖縄で、台風襲来に見舞われた場合、宮古・八重山地域だって台風シーズンは観光客も増える、繁忙期なんですね。こういう避難計画にそういう季節性を持たせる必要もあるのかなと私は個人的には思っているんですが、政府として、その避難計画の中で、有事になった場合は時期がどうのこうの言っている場合じゃないんですが、台風が多いので、その避難計画の概念の中にそういう季節性というのもあるのかどうなのか、お願いします。
162門門前浩司内閣官房内閣審議官
お答えいたします。
現在の先島諸島の住民避難の検討は、先島五市町村の意向などを踏まえまして沖縄県において検討が開始されたもので、国としても、万が一の際に住民の避難をできるだけ早く実施するためには平素から関係機関が連携して必要な検討を進めることが重要と認識しており、沖縄県とも協議をし、沖縄県の検討に参加することとしたものでございます。
また、こうした経緯に加えまして、先島諸島は、沖縄本島や本土から遠距離にある離島であり、輸送手段の確保など避難の困難性がより高いと考えられることから、沖縄県、先島五市町村と協議をし、まずは先島諸島の避難について優先的に検討…
この発言のページ
163
新垣邦男(立憲)
先島は観光客も入れて十二万ということです。本島はもっと多いわけですね。
そうなると、本島から、避難計画を作ってくれ、あるいは避難対策をしてくれという要望があった場合は、それも考えますよという話ですか。
この発言のページ
164門門前浩司内閣官房内閣審議官
お答えいたします。
沖縄本島の件で再度の御質問でございますが、繰り返しの御答弁になりますけれども、まずは沖縄・先島諸島の避難について検討し、その成果を横展開することにより沖縄本島も含む県全体の避難の在り方について検討するということを認識しておられますので、その沖縄本島の避難の進め方については、今後沖縄県とよく相談してまいりたいと考えております。
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- (上の発言)
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新垣邦男(立憲)
沖縄本島の避難というのは、かなりこれは誰がどう考えても難しいだろうなというふうに思います。
先島は六日間というんですが、ただ、有事になった場合は、六日間待っていてね、あと百名ぐらい残っているのであと二日ぐらいはちょっと攻撃するのはやめてくれよというのが言えるのかどうなのか、私は実態としていざ有事になった場合はそうなるんじゃないかなという懸念があるのが一点です。
そして、何も先島を先にやる必要はない。十年ぐらい前から中国は嘉手納を狙っているわけですね、嘉手納、普天間。当然、当たり前の話です、常識的に考えて。米軍も、嘉手納常駐機を避難させる、さらには、米軍関係者、家族の皆さんを本国に撤退させるというような動きもあるわけですから、やはりこれは十分に考えないと、先島だけ六日間という話にはなかなか、当然、それが全て避難をして、はい、それから有事になるという話だったらいいんでしょうけれども、なかなか実態はそうはならぬだろうというふうに思っています。
ですから、よっぽどこれは慎重に事を運ばないと、では沖縄本島は何なんだというような議論になりかねない。
この先島の十二万人の皆さんが本当に六日間でやれるのかどうなのかというのも疑問だなというのが一点でありますし、また、人間だけじゃなくて、恐らくそこには家畜もたくさんあるだろうと思うんですね。特に、放牧をしている牛などもあるわけですから、そういう財産的なものはどうなのかなというのが懸念です。ここではもうそれ以上やって質問は求めませんけれども。そういう意味では、そういう認識を共有していただきたいなというふうに思っております。
そういう中で、先島の六日間で十二万人が移動という話なんですが、これは個人的には素朴な疑問なんですけれども、台風が非常に多い沖縄で、台風襲来に見舞われた場合、宮古・八重山地域だって台風シーズンは観光客も増える、繁忙期なんですね。こういう避難計画にそういう季節性を持たせる必要もあるのかなと私は個人的には思っているんですが、政府として、その避難計画の中で、有事になった場合は時期がどうのこうの言っている場合じゃないんですが、台風が多いので、その避難計画の概念の中にそういう季節性というのもあるのかどうなのか、お願いします。
166門門前浩司内閣官房内閣審議官
お答えいたします。
先島諸島の住民避難につきましては、先ほど申し上げましたとおり、輸送手段の確保など避難の困難性が高いことから取り組んでいるものでございまして、現時点における検討では、通常の運航状況などを前提とした最大限の輸送手段の確保の観点から、いわゆる基本形と呼ばれるものを検討しているものでございまして、御指摘の観光客シーズンや台風シーズンなどの季節性は現在では考慮しておりません。
なお、現在の検討におきましては、観光客につきましては、過去の先島諸島の観光客数を踏まえ、一万人滞在していると想定し、また、輸送手段につきましては、おおむね空港の通常の…
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新垣邦男(立憲)
検討の始まりだからということなんでしょうけれども、なかなか具体的には示せないということは理解をしております。
ただ、計画の公表を受けて、先島住民や沖縄戦を体験した皆さんから、また捨て石にされるのかという不安の声が上がっているわけですよ。これは実際に聞いているんです。
そういう不安がある中で、伺いたいんですが、いざ有事になった場合の避難者の財産補償はどうなるんだろうか、あるいは、避難せずに島に残るんだという選択をした住民の財産もひとしく補償されるのかどうなのか。いわゆるこれは戦争被害受忍論で退けられるのではないかということも言われているんですが、この辺…
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168門門前浩司内閣官房内閣審議官
お答えいたします。
国民の被害に関する財産補償についてということでございますけれども、個別具体的な判断が必要であることから、武力攻撃事態が終了した後の復興政策の在り方の一環として検討するべきものであり、その状況下で可能な検討がなされることになるものと認識しております。
この発言のページ