石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2024年12月13日・第216回国会 参議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 122 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 462 発言)

世の中の人は、今委員が御指摘のようなそういう懸念、疑い、疑念、持っている人がいないとは思いません。

税制というのはやっぱり簡素であり公平でありというのを旨とするわけですが、その例外としてこの租特というのはなされているわけで、これがまた相当膨大なものになります。それがそれぞれの業界とか企業の経営というものに大きな影響も与えるが、ただ、うちの会社が困るんでこの税制こうしてちょうだいという立論なんかしたら、絶対自民党税調は通りません。これがなぜ公の利益にかなうものなのかという立論がちゃんとできなくて通った租特の例を私は一回も見たことがありません。声が大きければ通るというものでもございません。見学に来てくださいとは申しませんが、なかなかすごいところでございます。

政府税調としましては、本年、EBPM、何か霞が関や永田町ではやる言葉は世の中ではよく分かんないということもあるんですが、エビデンス・ベース・ポリシー・メーキングというんですか、要するに、事実に基づいて政策つくっていきましょうねと。このEBPMに関する専門の、専門家の会合というのを立ち上げまして、今委員が御指摘のように、客観的なデータに基づいて税制の在り方についての議論はされなきゃいかぬのじゃないかということで、そういう作業を始めておるところでございます。

やはり、そういうものがないと、じゃ、これどんな効果があったのということが納税者に分からないということがございます。主権者に分からないということがございます。このEBPMなるもの、何かいい愛称がないかなと思ったりはしておるのでございますけれども、そこは世間の御理解を得ることは必要だと思っております。

ただ、声が大きいからとか献金が多いからといって、公益にならないそういう政策を我が党が決めたことはございません。

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