会計検査院は、会計検査院法第三十条の二の規定により国会及び内閣に対して、令和六年十二月十八日に「中小企業者等に対する新型コロナ特別貸付等に係る貸付債権等及び新型コロナ関連保証に係る保証債務等の状況について」の報告書を提出いたしました。報告書の概要を御説明いたします。
株式会社日本政策金融公庫が中小企業者に対して実施した新型コロナ特別貸付の貸付債権などの状況について検査しましたところ、令和五年度末までに償却した貸付債権は計千四百九十億余円、同年度末におけるリスク管理債権の額は全体で一兆一千九百六十五億余円となっておりました。
また、信用保証協会が中小企業者に対して実施した新型コロナ関連保証の保証債務等の状況について検査しましたところ、代位弁済額は五年度までの累計で四千八百四十八億余円、同年度末時点における求償権残高は四千五百六十四億余円となっておりました。
検査の状況を踏まえた会計検査院の所見といたしましては、株式会社日本政策金融公庫及び株式会社商工組合中央金庫において、新型コロナ特別貸付の貸付債権などについて、引き続き、債務者の状況把握を適切に実施すること、中小企業庁において、新型コロナ関連保証について、引き続き、各信用保証協会が保証債務の管理を適切に実施していくよう、適切な指導、助言を行っていくことに留意するなどして、資金繰り支援などを適切に実施していく必要があると考えております。
会計検査院としては、新型コロナ特別貸付等に係る貸付債権等及び新型コロナ関連保証に係る保証債務等の状況について、引き続き注視していくこととしております。
これをもって報告書の概要の説明を終わります。
9田田中弥生会計検査院長
会計検査院は、令和六年九月三日、内閣から令和五年度歳入歳出決算、令和五年度国有財産増減及び現在額総計算書、令和五年度国有財産無償貸付状況総計算書の送付を受け、これらの検査を行って、令和五年度決算検査報告及び令和五年度国有財産検査報告とともに、令和六年十一月六日、内閣に回付いたしました。
まず、令和五年度決算検査報告につきまして、その概要を御説明いたします。
令和五年度の一般会計の決算は、歳入百四十兆二千十六億余円、歳出百二十七兆五千七百八十八億余円でありまして、会計検査院はこれらの決算を確認いたしました。
令和五年度の特別会計につきまして、会計検査…
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佐藤信秋(自民)
以上で令和五年度決算外二件の概要説明の聴取は終わりました。
令和五年度決算外二件に対する質疑は後日に譲ることといたします。
加藤財務大臣は御退席いただいて結構であります。
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佐藤信秋(自民)
国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のうち、会計検査院法第三十条の二の規定に基づく報告に関する件を議題といたします。
会計検査院から説明を聴取いたします。田中会計検査院長。
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- (上の発言)
12田田中弥生会計検査院長
会計検査院は、会計検査院法第三十条の二の規定により国会及び内閣に対して、令和六年十二月十八日に「中小企業者等に対する新型コロナ特別貸付等に係る貸付債権等及び新型コロナ関連保証に係る保証債務等の状況について」の報告書を提出いたしました。報告書の概要を御説明いたします。
株式会社日本政策金融公庫が中小企業者に対して実施した新型コロナ特別貸付の貸付債権などの状況について検査しましたところ、令和五年度末までに償却した貸付債権は計千四百九十億余円、同年度末におけるリスク管理債権の額は全体で一兆一千九百六十五億余円となっておりました。
また、信用保証協会が中小企業者に対して実施した新型コロナ関連保証の保証債務等の状況について検査しましたところ、代位弁済額は五年度までの累計で四千八百四十八億余円、同年度末時点における求償権残高は四千五百六十四億余円となっておりました。
検査の状況を踏まえた会計検査院の所見といたしましては、株式会社日本政策金融公庫及び株式会社商工組合中央金庫において、新型コロナ特別貸付の貸付債権などについて、引き続き、債務者の状況把握を適切に実施すること、中小企業庁において、新型コロナ関連保証について、引き続き、各信用保証協会が保証債務の管理を適切に実施していくよう、適切な指導、助言を行っていくことに留意するなどして、資金繰り支援などを適切に実施していく必要があると考えております。
会計検査院としては、新型コロナ特別貸付等に係る貸付債権等及び新型コロナ関連保証に係る保証債務等の状況について、引き続き注視していくこととしております。
これをもって報告書の概要の説明を終わります。
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佐藤信秋(自民)
以上で説明の聴取は終わりました。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時三十三分散会
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