中裕伸内閣府食品安全委員会事務局長

2024年12月19日・第216回国会 参議院 環境委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 13 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 200 発言)

よろしくお願いします。

有機フッ素化合物、いわゆるPFASにつきましては、内閣府食品安全委員会において昨年二月より食品健康影響評価を実施し、本年六月にリスク評価報告書が取りまとめられました。

その中では、まず耐容一日摂取量、すなわち、人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても健康への影響がないと推定される一日当たりの摂取量について議論がなされました。これについては、諸外国においても低いものから高いものまである中、それらの国々が用いた科学的知見、これには発がん性等の健康影響に関するものも含まれますが、約三千報の文献を収集し、専門家に一つ一つ丁寧に御精査いただきました。その上で、それらの科学的根拠が何を意味するのか、どれだけの重みがあるのかなどを総合的に判断し、PFOS、PFOAについて、各々体重一キログラム当たり二十ナノグラムという耐容一日摂取量が設定されました。

さらに、当該報告書においては、ただ単に耐容一日摂取量を設定したのみならず、それを踏まえて、何よりもまず必要な対応、その検討対象としては基準値策定などがあると思われますが、これを速やかに取ること、またPFASに暴露され得る媒体における濃度分布に関するデータの収集を早急に進め、その結果を基に、高い濃度が検出された媒体に対する対応を進めることなどの重要性を強調し、リスク管理機関に通知したところでございます。

以上でございます。

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